夢の対決!

パドレス

 今シーズンもサンディエゴ・パドレスの動きが激しいです。昨シーズンは、ピッチャーではダルビッシュやブレイク・スネル、バッターではファン・ソト等を獲得し、ワイルド・カードでプレーオフ進出、リーグ優勝決定戦では残念ながらフィラデルフィア・フィリーズに敗れましたが、補強の成果が出ました。今シーズンは本気で初のワールド・シリーズ優勝を狙っていると思います。

 オーナーのピーター・サイドラーは、2020年のシーズンオフからロン・ファウラーに代わり新オーナーに就任しました。祖父は元ドジャースオーナーのウォルター・オマリー、叔父にやはりドジャースのオーナーであったピーター・オマリーという、メジャーリーグに縁の深い家系です。公式の資産はメジャーリーグで中位程度ですが、お金の使い方が半端ありません。

 今オフはマイケル・ワカやザンダー・ボガーツをFAで獲得、ダルビッシュと6年1億800万ドルで契約を延長したかと思ったら、主砲のマニー・マチャドと11年3億5000万ドルで契約というニュースが飛び込んできました。ダルビッシュにしてもマチャドにしても、年俸の単価を下げ、その分長期の契約を結ぶことでチーム総年棒を抑え、贅沢税の超過額プラス税率を低く抑えるという球団側の戦略が感じられます。

 主力選手が怪我なく額面通りの活躍をしてくれれば、ワールド・シリーズ進出も夢ではないです。タティース・ジュニアが復帰すれば(筋肉増強剤使用で4月20日まで出場停止)、マニー・マチャド、ホアン・ソト、ザンダー・ボガーツが並ぶ強力打線になります。投手陣は先発5番手以降が、やや手薄なのが気になりますが、エイドリアン・モレホンやジェイ・グルームあたりが覚醒すれば面白くなります。ワールド・シリーズで大谷とダルビッシュの対決が見れたら最高です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました