2005年、衝撃的な書籍が発売されました。タイトルは、「禁断の肉体改造」、著者は、マグワイヤと共にアスレチックスの黄金時代を支えたホセ・カンセコ。彼は書籍内で自身の筋肉増強剤使用を告白しただけではなく、実名で複数の選手の増強剤使用を暴露したのです!
ほとんどの選手はそれを否定しましたが、マグワイヤは米国下院議会で証人喚問された際、「お答え出来ません」と証言を黙秘。世間に確実にやっていたという印象を強く与えてしまいました。
この問題が影響して、2007年から殿堂入り投票の資格を得ましたが、10年の資格期間は過ぎ、あれだけの成績を残しながら、殿堂入りを逃してしまったのでした。
スーパーヒーローであったマグワイヤの凋落ぶりに対して私の失望感もハンパなく、圧倒的なパワーやスピードで魅了してくれたメジャーリーグが、虚像、偽りの世界に感じ、興味が少しづつ薄れてきました。
しかし、1人の日本人が、再び私のメジャーリーグ愛に火を付けてくれたのでした!
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