いよいよ第5回WBC開幕が近づいて来ました!今回は、例年以上の盛り上がりを感じます。日本はもちろんのこと、アメリカやドミニカもオールスター級の選手を揃えて、かなりの本気モードです。選手個々の比較だと、日本代表はこの2カ国には若干劣るかもしれませんが、団結力は参加国NO.1だと思います!ピッチャーがしっかりおさえ、バッターは少ないチャンスを活かして得点をものにし、チームワークで接戦を制して、なんとか優勝して欲しいものです。
さて、上記優勝候補以外で私が注目するのは、ずばりメキシコです。ピッチャー陣はここ2年ドジャースで37勝を挙げている、フリオ・ウリアスや昨シーズン2桁勝利のホセ・ウルキーディ、バッター陣は、超大物揃いというわけではありませんが、2021年の新人王ランディ・アロザレナや、昨シーズン35ホームランのロウディ・テレスなど、なかなか侮れないメンバー構成だと思います。
WBCにおけるメキシコで思いだすのは、なんといっても第1回大会2次ラウンドのアメリカ戦です。下馬評を覆し、2対1でアメリカに勝利してくれたおかげで、すでに2次ラウンドでの敗退が確実視されていた日本が、当該チーム間における失点率の差で準決勝進出を決めたのでした。勢いに乗った日本は、準決勝で宿敵韓国、決勝でキューバを破り、見事優勝を飾りました。
そんなメキシコ代表の中で私が1番応援するのは、中継ぎピッチャーのオリバー・ペレスです。なんとペレスは2006年の第1回WBCから、今回まで5回連続での代表選出です。メジャー通算74勝、105ホールドと、決して突出した成績を残してきたわけではないですし、御年41歳の超ベテランですが、メジャーリーグで20年の実績と経験は侮れません。ペレスとメキシコの活躍を期待しています!
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